「ロケハン」ってどんな意味があるの?【チェックリスト】

更新日:9月2日

この記事では、「ロケハン(撮影場所の下見)」の重要性についてご説明します。


「プロなんだから、ぶっつけ本番でパパッと撮れるでしょ!」と思われるかもしれませんが、実は撮影には多くの事前準備が必要で、これらを怠ると大きなトラブルに発展することもあります。

  • 撮影依頼をご検討されている方

  • 自社で動画を制作しようと思っている方

  • 動画クリエイターの方 など

ぜひご参考ください。


1、「ロケハン」ってなに?


「ロケハン」とはロケーション・ハンティングの略で、動画制作において、絵コンテ作成時や撮影の前に、撮影場所を下見することです。



2、ロケハンでは何を確認する?


◎広さ

  • カメラを設置するスペースを確保できるか?

  • 天井の高さは足りるか? など


 <対応策>

  • 機材を減らす

  • 小型のもので代用する

  • 撮影場所を変える など


◎明るさ

  • 窓はあるか?(撮影時間によって光量が変わり、画が変わるため注意)

  • 部屋の電気はどれほどの光量か? など


 <対応策>

  • ライトを用意する

  • 撮影場所を変える など


◎背景

  • 背景に映ってはいけないものはないか(商品名が見えるもの、興味を引くものなど)←(※ガラスや窓などがある場合は、反射して制作側が見えてしまうことがよくあるため、要注意です。)


 <対応策>

  • 映してはいけない物を避ける

  • 映らないように画角を変える

  • 目立たない暗めな服を着る

  • 撮影場所を変える など


◎音

  • 空調の音は気にならないか?(マイクに入りそうか?)

  • 外の車の音は気にならないか?(交通量が多い通りに近い場合は注意)

  • BGMが流れていないか?

  • 音が外に漏れてクレームがこないか?


<対応策>

  • 撮影中だけでも止める、もしくは小さくできないか相談する

  • 店内BGMに関しては、動画から流れてしまうと著作権の侵害にあたる場合があります。音量を小さくできれば、ピンマイクを使用したり、編集でBGMを入れることで打ち消すことができる場合があります。


◎その他

こちらも必要に応じて確認しましょう。

  • 電源はあるか?(ケーブルの長さ、コネクタの形状、電圧)

→借りれそうな場合は、その確認も事前に行いましょう。


  • 撮影の許可は取ったか?

→原則、撮影を行う場合はどんな場所でも許可が必要になります。

許可は、管理人の方が「OK」と言って終わることもあれば、書類を書いたり、使用料を支払ったりなど、さまざまです。しっかりと許可を取り、撮影後にトラブルが起こらないようにしましょう。


  • 新型コロナウイルス対策はできているか?

・窓やドアを開けるなりして、換気をする

・演者の距離が近い場合、パーテーションを用意する

・マイクの消毒を用意する(一つのマイクを複数人で使用する場合は、都度拭けるようにしましょう。)


  • 待機・休憩場所、トイレはあるか?

3、なぜロケハンを行う必要があるのか?


主に4つの理由が挙げられます。


 ①後々の大きなトラブルを防ぐため

 ②スケジュール通りに進めるため

 ③「絵コンテ」を作成するため

 ④安心して撮影に臨むため



①後々の大きなトラブルを防ぐため

例えば、撮影許可を取らずに撮影をしてしまい、後々その場所が使用できないとなれば、その映像は使用できなくなり、撮り直しの必要が生じ、多くの関係者に迷惑をかけることになります。



②スケジュール通りに進めるため

撮影には、スタッフや演者、ディレクター、クライアントなど、多くの関係者がいます。そして、各人、撮影できる時間は決まっています。その時間内でしっかり撮影を終えるためには、事前準備が大事です。


ライトを余分に持ってきていれば、「明るさが足りない」となっても対応できますが、そのライトを一つ足すのに、角度や全体のバランスの調整が必要になる場合、時間がかかります。


また、「編集でどうにかなる」と考えてしまいがちですが、編集にも限界があったり、その処理をするのに違う技術者に依頼したりと、時間とお金がかかる場合もあります。



③「絵コンテ」を作成するため

絵コンテとは、動画の構成がわかる資料のことです。絵コンテをもとに、撮影前にクライアントや演者に完成イメージを共有して、OKをいただき、絵コンテ通りに撮影することで、相違なく進めることができます。



④安心して撮影に臨むため

ロケハンをしっかり行い、事前に準備をしておくことは、撮影に集中するためには欠かせません。撮影後はもちろん、撮影中にもどんなトラブルが起きても対処できるように、しっかりと準備しておきましょう。



4、最後に

クライアント(依頼主)が見るのは、あくまでも「編集された後の動画」だけで、撮影の裏側は見られず、その動画を見て全てが判断されます。


数分しか時間が取れなくても、多少距離があっても、構成に沿った高クオリティな動画を制作するために、ロケハンは極力行うようにしましょう。




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